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過払い金の引直し計算とは?

払いすぎを計算すると過払い金の金額が分かる!

「過払い金の金額ってどうやって分かるの…?」
「過払い金はどうやって計算すればいいの?」

自分に過払い金が発生しているか、そして、いくらぐらいの過払い金が発生しているかを知るには、過払い金を計算しなければなりません。

この計算は、「引直し計算」と呼ばれており、取引履歴をカード会社から取り寄せ、この取引履歴の情報を元に、エクセルを使って計算できます。

引き直し計算では、「どのくらい利息を払いすぎてしまったか」を計算するのが、目的です。

そして、この計算で算出される、払いすぎたお金の合計額が過払い金となります。

つまり、過払い金の計算が終わることで、過払い金がいくら発生していたか?という具体的な金額が判明するというわけです。

過払い金の計算とは?

装飾見出し

過払い金がいくら発生しているかを知るためには、その計算をしなければなりません。

昔の出資法では「29.2%以下の金利であればOK」と定められていたため、この29.2%以下の金利で貸付けをするカード会社が多数存在していました。

一方で、利息制限法は、
・10万円未満の場合には20%まで
・10万円~100万円では18%まで
・100万円以上では15%まで
と金利が決められており、この利息制限法の金利以上で、出資法の29.2%以下の金利は、グレーソーン金利とも、呼ばれています。

このグレーゾーン金利こそが「過払い金(払いすぎたお金)」の正体であり、この払いすぎたお金を計算することで、過払い金の金額が分かるというわけです。

過払い金の計算をするには、カード会社から取引履歴を取り寄せるところから始まります。

装飾見出し

取引履歴取り寄せたら、「引き直し計算シート」に明細を打込み、計算を行っていくことで過払い金の計算ができます。

「過払い金 引直し計算」「過払い金 利息計算」などのように検索をすれば、すぐにテンプレートは取得可能です。

「引き直し計算」とは、一回の返済ごとに払いすぎてしまった利息を計算して、払いすぎていた利息分は本来その時に元本の返済にあたっていたものとして、その時の元本に充当するという、素人の方には少しややこしい計算と言えます。

過払い金の対象外なら計算は不要!

装飾見出し

過払い金の計算を必要としない場合とは、ずばり「過払い金が発生していない」「過払い金を請求することができない」といったケースを指します。

つまり、過払い金が発生していないことや請求できないことが明らかな場合、過払い金の対象ではないためその計算をする必要もないということです。

以下のような場合には、過払い金の対象外ですので、過払い金の計算も不要となります。

利息制限法内の利用は計算不要

過払い金が発生する金利は、利息制限法を超える金利です。

(利息制限法の金利)
・10万円未満(20%以内)
・10万円以上100万円未満(18%以内)
・100万円以上(15%)

この金利以内のキャッシングの利用であれば、そもそも過払い金は発生していません。

過払い金の計算は、過払い金が発生している前提として「いくら発生しているか?」を確認するために行なうものです。

過払い金が発生していない以上、計算を行う必要はありません。

キャッシング以外のローンは計算不要

車のローンや住宅ローン、ショッピング利用から過払い金は発生しませんので、これらのローンの過払い金を計算する必要はありません。

過払い金の対象になるのは、「キャッシング」のみです。

銀行カードローンは計算不要

銀行カードローンの金利は、どんなに古い利用でも利息制限法内であるため、過払い金は発生しません。

つまり、、過払い金の計算は不要です。

過払い金を自分で計算することはできる?

アコムの取引履歴

参照)アコムの取引履歴

取引履歴が到着したら、「引き直し計算シート」に明細を打込み、計算を行っていくことで過払い金の計算ができます。

「過払い金 引き直し計算」「過払い金 利息計算」などのように検索をすれば、すぐにテンプレートは取得可能です。

「引き直し計算」とは、一回の返済ごとに払いすぎてしまった利息を計算して、払いすぎていた利息分は本来その時に元本の返済にあたっていたものとして、その時の元本に充当するという、素人の方には少しややこしい計算のことです。

過払い金の引き直し計算の方法
  • 1
    借入れや返済を行った日付を古い順に入力。
  • 2
    「借入金額」には借りた金額を、「返済額」には支払った金額を入力。
  • 3
    利率は、支払い残の金額に応じて、10万円未満の場合には20%、100万円未満の場合には18%、100万円以上の場合には15%にする。
  • 4
    取り寄せた明細分1~3の事項を入力していけば、過払い金を自動計算してくれます。
自分でやる時間がない場合や自信がない場合は専門家に計算を依頼!

「家族に内緒なので取引履歴が送られるのはまずい…」

「過払い金を計算している時間がない…」

「数字が苦手なので自分で計算をするのは不安…」

このような不安がある場合には、司法書士や弁護士などに過払い金の計算を依頼することもできます。

但し、全ての司法書士事務所や弁護士事務所が対応しているわけではありませんので注意。
また、当センターのように過払い金の計算を無料で行っているところもあれば、「過払い金の計算は有料」というところもありますので注意しましょう。

過払い金が発生する目安とは?

1年間の過払い金の発生目安

過払い金を計算して、どのくらいの金額が発生するのか、その目安を確認してみましょう。

例えば、Bさんが20年前から現在まで29.2%の金利で50万円を借りていたとします。

利息制限法では、50万円のお金を借りる場合には、金利は最大で18%と決められています。
つまり、この29.2%-18%=9.2%分は超過金利です。
この9.2%分の
お金は払いすぎであり、過払い金となるわけです。

・50万円×0.292=14万6,000円(29.2%で1年に支払った利息分のお金)

・50万円×0.18=9万円(18%で1年に支払った利息分のお金)

両者では1年で5万6,000円の差があります。
この5万6000円が払いすぎであり、過払い金です。

1年では、この程度ですが10年も経てば56万円もの差になります。

最終的には返済額全額が過払い金になる

Bさんは現在でも50万円を支払っていますが、10年で56万円もの金額になるなら、10年前にとっくに支払いは終わっていたでしょう。

(実際は、過払い金充当計算という方法でもっと早く支払いはなくなり、5年ぐらいで支払いが0になる方もいます。上の数値は充当計算を行わずに低く見積もった場合の数値です)

本当は10年前に支払いが終わっていたのに、さらにそのあと10年も支払い続けたらどうなるか…そうここからが過払い金のすごいところです。

支払いがとっくに終わっているのに、払い続けたらそれは「全て払い過ぎたお金」です。
そして、支払いがない0円であれば、金利も0円です。

つまり、この時点から29.2%と18%の差額の計算ではなくなり、返済額全額が払いすぎの過払い金となるわけです。

月に15,000円を支払っていたら、この1万5000円全てが払いすぎのお金となり、1年間で15,000円×12ヶ月で年間18万円の過払い金。

10年で18万円×10年=180万円もの過払い金が発生することになるというわけです。

過払い金の発生目安の一例

Aさん(神奈川県横浜市)の場合

アコム:平成11年~平成24年まで・限度額100万円
⇒1社で約160万円の過払い金発生

Bさん(東京都北区)の場合
プロミス:平成16年~平成30年まで・限度額50万円
レイク:平成17年~平成30年まで・限度額50万円
⇒2社で約119万円の過払い金発生

Cさん(静岡県掛川市)の場合
エポス:平成8年~平成28年まで・限度額50万円
セゾン:平成10年~平成28年まで・限度額50万円
ニコス:平成10年~平成25年まで・限度額50万円
⇒3社で260万円の過払い金発生

Dさん(岐阜県大垣市)の場合
CFJ:平成14年~平成23年まで・限度額200万円
⇒1社で約220万円の過払い金発生

Eさん(兵庫県神戸市)の場合
セディナ:平成7年~平成27年まで・限度額50万円
アプラス:平成15年~平成30年まで・元素額100万円
⇒2社で約180万円の過払い金発生

完済してから10年以上経っている場合は過払い金の計算は不要

完済してから10年以上が経過していると、過払い金が発生していてもこれを請求することはできません。過払い金の請求できる期限は「完済してから10年」と決まっているためです。

そのため、過払い金が戻ってくることはないため、仮に計算をしても自分の過払い金がいくらあったかを確認できるだけになります。

過払い金の計算は依頼したほうがいい…?

パソコンで過払い金の計算を行っている人

「難しい」「家族に秘密」「自分でやるのはめんどう」という方は専門家に依頼しましょう。

結論としては、司法書士や弁護士などの専門家に過払い金の計算をしてもらったほうが良いでしょう。

仮に、過払い金の計算を自分で行ったとしても、契約内容の確認も必要であったり、法律上の争点があった場合(分断・貸付停止措置・私的和解・遅延損害金の計算)などには、自分で過払い金を計算しても正しい金額の判断というのは、難しいケースがあります。

一方で、専門家に過払い金の計算を依頼した場合には、取引履歴(利用明細)の取寄せをしてもらえることから、過払い金の計算、どのくらいの過払い金が戻ってくる可能性が高いかまで判断してもらえます。

また、前述しましたが、家族に過払い金を秘密のケースには、書類のやり取りや電話のやり取りまで行ってもらえるので、家族に秘密にできる可能性も高いでしょう。

こうした点を考えると、専門家に過払い金の計算を依頼したほうが、早く・安全に正確な過払い金の金額を知ることができるでしょう。

ネットで上にある「過払い金計算機」は正確なの…?

「すぐにあなたの過払い金が分かる!」
「入力するだけであなたの過払い金が判明!」

などをうたい文句にしている過払い金自動計算機。

司法書士事務所や弁護士事務所で、こうした過払い金自動計算機を提供しているところもありますが、正直当たる確率は30%ほどとみておいたほうが無難です。

前述のとおり、過払い金の計算方法は、エクセルの計算シートに(返済)(借入れ)の金額や日付を手作業で一段一段入力していくものです。例えば、毎月3回借りて1回返済するだけでも月に4回、年間48回となります。これが10年あるだけでも480回となるため、480段もの計算を行うわけです。

また、いつ・いくら借りていくら返済したかが一定の人などまずいません。
つまり、全く同じ計算になることなどまずありえないですし、借り入れた金額も返済した金額も分からずに正確な過払い金の金額を出すことは不可能です。

そのため、過払い金自動計算機で算出される過払い金はあくまで一つの目安で考えるとよいでしょう。

専門家の立場から感想を述べると、過払い金計算機は「やたら高く過払い金の発生額を算出している」という感覚はあります。実際はそれを下回る過払い金の方のほうが多かったり、そもそも過払い金が発生していなかったなんてこともありますので、あまり期待しすぎないようにしましょう。

過払い金計算を依頼する場合はどうしたらいい?

取引履歴を既に取得済みの場合
過払い金の計算を行う担当者

まずは、メール相談フォーム又はお電話より「取引履歴を取得しているので過払い金の無料計算を希望」とお伝えください。

内容を確認させて頂いた上、郵送、FAX又はメール添付にて取引履歴をこちらまでご送付ください。

確認後、1週間以内を目安に過払い金計算を行って参ります。

但し、以下のような場合は対応できませんのでご了承ください。

・完済から10年以上が経過。過払い金請求ができない場合。

・過払い金の対象外である場合(利息制限法内の金利である、銀行カードローンの利用であるなど)

・過払い金が発生していた場合に、当センターで請求依頼をなされない場合

取引履歴をまだ取得されていない場合

まずは、過払い金の対象であるか診断を行わせて頂きます。

メール相談フォーム又はお電話より「過払い金の無料診断を希望」とお伝えください。

過払い金の無料診断はお電話で1社あたり3分ほどで完了します。
(利用されていたカード会社・おおよその利用年数と利用時期をお知らせください)

診断の結果、過払い金の発生の可能性がある場合には、過払い金調査の依頼を頂きます。
過払い金調査とは、取引履歴の取寄せと過払い金の計算を行うことです。

過払い金調査は無料で行っておりますので、ご安心下さい。

過払い金を計算するまでの流れ

過払い金計算の流れをご説明します。

取引履歴をすでに取得済みの場合は、取引履歴を郵送やFAX又はメール添付でお送りただければ問題ありません。

ここでは、まだ取引履歴の取得が済んでいない方を対象に、過払い金診断の流れから説明していきます。

過払い金がある?なし?の簡易診断

まずは、メール又はお電話よりお気軽にお問合せ下さい。

お電話の場合には「過払い金の無料診断(相談)を希望」とお伝え頂ければ、その場ですぐに対応が可能です。

まずは、以下の点を、ご記憶の範囲内で問題ありませんのでお伝え下さい。

[カード会社の名前]
[おおよその利用期間]
[最大で借りられた金額]
[一度でも完済したことがあるか]

この4点を伺えれば〝過払い金が発生しているかしていないか〟はその場で判断ができます。

過払い金診断は、早い方であればお電話で3分もあれば診断が可能です。

※平成19年・20年以降に初めてキャッシングを利用された場合には、過払い金の発生はありませんので本サービスの対象外です。

取引履歴の取寄せ&過払い金の計算

過払い金診断を行った結果、「過払い金発生の可能性あり」という診断結果の場合には、過払い金の調査を無料で進めていきます。

この調査は、カード会社から取引履歴というあなたのキャッシングの利用明細を全て取寄せ、過払い金の計算を行うことを指します。

取引履歴の取寄せは、早い会社で1~2週間ほど、遅い会社で2~3ヶ月ほど期間がかかります。(古い取引ほどデータ管理の精度がなかった時代のものなので、時間がかかるケースがあります。)

この取引履歴から、払いすぎたお金を計算することで、過払い金の金額が分かるようになるというわけです。

過払い金の計算結果の報告

過払い金の計算が終わりましたら、計算結果をご報告致します。

調査結果のご報告はお電話、メールなどご希望の方法で可能です。

《過払い金なしの場合》
『過払い金発生なし』の旨とその理由をお知らせし、終了となります。

この場合でも費用などは一切発生しませんのでご安心下さい。

《過払い金ありの場合》
・過払い金が発生していた旨
・過払い金の発生していた金額
・手元に戻ってくると予想される金額
・過払い金の請求を行った場合の費用
・過払い金請求をする場合の注意点
などをお伝えしていきます。

本サイトの執筆者

山口 広樹

横浜市出身。司法書士・行政書士14年目。
かながわ総合法務事務所の代表。
過払い金や債務整理を専門分野として、5000名以上の事案を解決。

・司法書士(神奈川県会2376号)
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・行政書士(神奈川県会4407号)
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