リスクのない過払い金請求をご提供します!
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1F
(横浜駅西口より徒歩8分。相鉄本社ビル目の前)
運営:司法書士法人かながわ総合法務事務所
受付時間:平日9時~20時(土曜は10時~16時、日曜を除く)
「過払い金ってどのぐらい発生するの?」
「発生する金額の目安を知りたい!」
過払い金の発生金額は、人それぞれです。
「50万円を10年利用したら100万円の過払い金」といった単純なものではありません。
なぜなら、「最初に50万円借りて、10年かけて支払った」場合もあれば、「最初に50万。その後借りて返してを行い、10年で300万円」の場合もあるからです。
借りる金額が多ければ支払う金額も多くなり、その結果、払い過ぎたお金も多くなるというのが、過払い金の発生原理です。
同じような考えで利用年数も重要です。
同じ10年でも、丸々10年の利用と、「10年のうち2~3年」では、過払い金の金額は変わります。
こうしたポイントを理解した上で、過払い金の発生する目安を確認していきましょう。
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限度額50万円で20年利用のAさんと、同じく50万円で20年利用のBさんがいました。
・Aさん(20年前~9年前・3年前から~現在)
・Bさん(20年前~現在まで完済せずに利用)
同じ20年の利用でも、Aさんは実質14年、Bさんは20年返済しているため、過払い金の発生金額も異なります。
このケースでは、Aさんに90万円、Bさんに210万円の過払い金が発生しました。
このように、同じ20年前からの利用でも、発生金額は倍以上に変わることもあります。
①限度額30万円で10年の利用
②限度額100万円で6年の利用
このケースで同じ金利なら、②のほうが多くの過払い金が発生します。
その理由は、100万円のほうが、30万円の3.3倍の利息が発生します。
100万円で6年の利用でも、30万円の20年分の利用に相当するからです。
返済している年数が長く、限度額が大きいと、利息を多く払うことになります。
そうなると、「利息を多く払う」=「払いすぎの利息も多い」=「過払い金も多い」という方程式が成り立つのです。
過去に調査した過払い金の最高額は、全4社で2500万円近くの金額でした。
利用期間は昭和55年~平成27年、限度額は4社とも200万円が平均でした。
このように、利用年数が20年や30年と長く、最大利用額が200万円や300万円の場合には、過払い金もとてつもない金額になります。
事例:Aさん(20年前~12年前に完済し解約・9年前~現在まで返済中)
完済してから10年経つと、過払い金は請求できなくなります。
これは時効が原因のためです。
Aさんの場合、20年前~12年前の間に発生した過払い金が、時効で請求できませんでした。
途中完済があると、時効で過払い金が少なくなるケースがあるのです。
ただし、途中完済時に解約をしたか?再利用までの期間はどのくらいか?などの事情によって、時効にならずに過払い金を請求できるケースもあります。
これは「過払い金の分断と一連」と言われる問題点で、過払い金請求の分野では、最も揉める(争点となる)ケースです。
2007年以前から、アコムやプロミスなどの消費者金融を利用していると、高確率で過払い金は発生します。
「2007年以前」は、「利息制限法に違反している金利」の可能性が高いためです。
2010年6月に貸金業法が改正され、これ以降は、大多数が利息制限法内(過払い金が発生しない)の金利に変更されています。
しかし、早いケースでは、2007年にこの適正金利に変更されているのです。
いつまで違法な金利だったか、個々でバラバラなのが消費者金融の特徴です。
なぜ、このような話をしているかと言うと、違法な金利で返済している期間が長いほど、過払い金が多く発生するためです。
限度額50万円~100万円の場合の、過払い金の発生目安は以下のとおりです。
・違法な金利を5年返済して30万円~80万円
・違法な金利を10年返済して50万円~150万円
・違法な金利を15年返済して100万円~200万円
・違法な金利を20年返済して150万円~300万円
より大きい限度額である150万円や200万円なら、さらに多くの過払い金が発生します。
クレジットカードでも、2007年以前からキャッシングを利用していると、過払い金が発生します。
しかし、クレジットカード会社では、多種類のカードが発行されています。
同じクレジットカード会社でも、カードの種類によって過払い金が発生するカードと、そうでないカードがあります。
例えば、大手であるセゾンやニコスでは、その発行カードは100種類を超えます。
その100種類全てのカードから、過払い金が発生するわけではないということです。
過払い金の金額は、消費者金融よりクレジットカードのほうが低いケースが多いです。
しかし、10年や15年と利息制限法を超える利息を返済している場合、数十万円単位の過払い金の発生も珍しくはありません。
セゾンやニコスやセディナで、20年~30年近くキャッシングを利用していると、200万円以上の過払い金が発生するケースも多いです。
銀行カードローンの過払い金の目安を解説します。
結論からいって、銀行カードローンからは100%過払い金が発生しません。
銀行は、昔から利息制限法に従って貸付けを行っているため、違法な金利(グレーゾーン金利)がありません。
・三菱UFJ銀行カードローン
・三井住友銀行カードローン
・みずほ銀行カードローン
・りそな銀行カードローン
・オリックス銀行カードローン
・楽天銀行カードローン
・ジャパンネット銀行カードローン
・東京スター銀行カードローン
・住信SBIネット銀行カードローン
こうした銀行のカードローンを20年、30年前から利用していたとしても、残念ながら過払い金は発生しません。
過払い金が発生するためには、グレーゾーン金利の返済を行っていたなど、一定の条件が必要になっていきます。
過払い金の目安で、ポイントとなる点をまとめてみましょう。
・利用年数が長いほど、過払い金は多く発生。
・利用金額が大きいほど、過払い金は多く発生。
・途中で完済していて、時効になると過払い金は少なくなる。
・2007年以前から消費者金融を利用していると、過払い金発生の可能性が高い。その場合、100万円以上の過払い金も珍しくはない。
・クレジットカードで、2007年以前からキャッシングを利用していると、カードの種類によって過払い金が発生。大手会社で20年前後の利用があれば100万円以上も珍しくない。
・銀行のカードローンは、過払い金なし。
司法書士・行政書士
山口 広樹
横浜市出身。司法書士・行政書士15年目。かながわ総合法務事務所の代表。過払い金や債務整理を専門分野とし、5000名以上の事案を解決。
・司法書士(神奈川県会2376号)
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