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「返済中の住宅ローンに過払い金請求の影響はある?」
「過払い金請求をすると今後の住宅ローン審査に影響ある?」
過払い金請求は、現在利用中の住宅ローンに影響がないように進められます。
過払い金請求後の住宅ローンの審査は、ブラックリストの影響を受けると審査に通らなくなるので注意しましょう。
なお、住宅ローンから過払い金が発生することはありません。
こうした過払い金請求と住宅ローンの関係を詳しく解説していきます。
「過払い金を請求しても、返済中の住宅ローンへ影響はない?」
過払い金請求をしても、既に返済中の住宅ローンには、なにも影響はありません。
これは、完済で過払い金請求をする場合、返済中で過払い金請求をする場合、そのいずれにおいても影響なしです。
例えば、オリコやセゾンなどクレジットカード会社へ過払い金請求をする場合。
クレジットカード会社が、住宅ローンの融資を行っている場合があります。
こうしたケースで過払い金請求する場合は、住宅ローンの返済と過払い金請求を分離する(相殺しない)旨を伝えるのがポイントです。
そもそも、カード会社の方から「住宅ローンに影響があるので、過払い金請求はやめますか?」とアナウンスをしてくれることもあります。
そのため、大事に至ったようなケースもありません。
当センターの依頼人でも、住宅ローンの返済を行いながら過払い金請求を行った実例は多数ありますので、ご安心下さい。
完済して過払い金請求を行う場合には、将来の住宅ローン審査に影響はありません。
完済の状態で過払い金請求すれば、ブラックリストにならないからです。
基本的に住宅ローンの審査に影響はないということです。
現在も返済中のカードへ過払い金請求する場合、ブラックになるケースがあります。
ブラックになると、住宅ローンの審査に通らなくなるので、注意しましょう。
このポイントは、「過払い金と支払い残のどちらが多いか?」です。
例えば、過払い金100万円・支払い残70万円なら、過払い金が30万円多い計算になります。
この場合、30万円の過払い金が戻る数ヶ月間は、住宅ローンの審査は通りません。
しかし、過払い金が戻ってきた段階でブラックは解除されるため、それ以降は住宅ローンの審査に問題はありません。
70万円の借金が無くなっているので、むしろ審査に通りやすいかもしれません。
一方で、過払い金が支払い残よりも少ない場合には、住宅ローンの審査に通りません。
例えば、過払い金50万円・支払い残100万円の場合、支払いが50万円残る計算になります。
このような場合には、少なくとも5年~10年は住宅ローンの審査はおりないでしょう。
こうした場合には、ブラックリストと言って融資などの際にチェックされる信用情報というものに、事故記録がついてしまうためです。
住宅ローンには審査があり、この審査に通らないことは珍しいことではありません。
・購入不動産の価格
・融資申込者の年齢
・融資申込者の年収や職種(将来性や安定性のある職種か?公務員は強い)
・各銀行の独自の審査基準、
こうした様々な条件によって、住宅ローンの融資は行われます。
例えば、平均年収(400万円~600万円)で一般的な不動産(2000万円~4000万円)を購入するSさんの場合。
みずほ・りそな・新生・三菱東京UFJ・三井住友と5銀行に住宅ローン融資の申込みを行って、全ての銀行で融資審査がおりるということはありません。
逆に、無借金で年収1000万円以上・公務員なら、ほぼ全ての銀行の融資は通るでしょう。
過払い金請求や金融ブラックのせいではなく、そもそも銀行の審査基準に届いていないケースがあるのは、よくある話です。
また、過払い金請求を行った会社と同グループ内の住宅ローンの申込は、審査が通りにくいということも覚えておきましょう。
例えば、アコムに過払い金請求を行ったとします。アコムは三菱UFJグループですので、三菱UFJ銀行の住宅ローンには影響があるかもしれません。
もっとも、この点は判断が難しいところもあります。
なぜなら、過払い金請求前のアコムの返済がとても優良で、多くのお金を借りてもちゃんと返済できているという場合には、その返済実績は、融資上、プラス評価になるためです。
お金をちゃんと返したという実績がある人とない人では、お金を貸す側としては実績のある人に貸したほうが安全と評価します。
従って、グループ間の融資は、返済状況によってメリットになる場合・デメリットになる場合があるというのが、一番正しい回答になるでしょう。
「住宅ローンの利息は高いから過払い金は発生する?」
たまにこのようなご相談がありますが、住宅ローン返済に過払い金はありません。
例えば、金利3%で3000万円の融資を受けた場合。
3000万円×3%=年間90万円もの利息はありますが、元金(借りている金額)が高いからであり、金利自体は非常に安いのです。
過払い金が発生するのは、以下の2つを満たす場合です。
・消費者金融やクレジットカード会社で「キャッシング」を利用していた
・キャッシング金利が利息制限法の上限金利を超えていた
(利息制限法の上限として定められている金利)
・10万円未満のキャッシング(20%まで)
・10万円以上100万円未満のキャッシング(18%まで)
・100万円以上のキャッシング(15%まで)
借りた金額によりますが、この20%・18%・15%以上の金利で返済していると、過払い金が発生するというわけです。
当ホームページは、過払い金(かばらいきん)を専門としたものです。
2010年より、8000名以上の方の過払い金の診断やご相談、調査を行ってきました。
こうした経験と実際の事例をもとに、本物の過払い金の情報をお届けします。
横浜市出身。司法書士・行政書士15年目。過払い金請求や債務整理が専門分野。
・司法書士(神奈川県会2376号)
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