リスクのない過払い金請求をご提供します!
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1F
(横浜駅西口より徒歩8分。相鉄本社ビル目の前)
運営:司法書士法人かながわ総合法務事務所
受付時間:平日9時~20時(土曜は10時~16時、日曜を除く)
「オリックスから過払い金は発生するの…?」
「オリックスはどのくらい過払い金が戻ってくる?」
元々は野球チームで有名だったオリックス。その本業は、銀行業務(オリックス銀行)とカードローンを扱うクレジットカード会社です。
ほかの多くのクレジットカード会社同様、オリックスも、過去に利息制限法を超える金利(29.2%)であったため、過払い金発生の可能性があります。
しかし、オリックスは2000年以降は適正な金利になっており、他のカード会社に比べて過払い金発生の件数が少ないのも事実です。
必然的に、過払い金請求できる条件も厳しいというのが現状です。
オリックス(オリックス・クレジット株式会社)は、主に個人向けカードローンを中心に扱う、日本の大手クレジットカード会社です。銀行業務や不動産を扱うオリックス株式会社の完全子会社として、1976年に設立されました。
この親会社が展開するオリックスグループはかなり大きな後ろ盾なので、経営的には非常に安定しているといえます。
また、オリックスは一般的な消費者金融と違い、営業窓口を設けないダイレクトマーケティング方式をとっており、最近では銀行ATMを用いた借入・返済にも対応しています。
この独自の運営方法によって、人件費などが安く抑えられるので、結果として他社より低金利で貸し付けることが可能になっていたのです。
なお、オリックスの特徴であるこの低金利によって、他社より一足早い90年代にグレーゾーン金利を廃止することを可能にしました。
つまり、オリックスの場合には1980年代から遅くても1990年代前半までにはキャッシングの利用がなければ過払い金が発生しないというわけです。
さきほど確認した通り、オリックスクレジットはバックグラウンドに超強力なオリックスグループをつけているため、経営は非常に安定しています。
さらに、グレーゾーン金利の見直しもほかのカード会社(クレジットカード会社・消費者金融)より10年以上早かったため、過払い金の発生件数が極めて少なく済んでいます。
そのため、オリックスとしては、わざわざ会社の評判や株価を落としてまで、過払い金対応を厳しくする必要がありません。
オリックスの過払い金対応は、非常に良いと言えるでしょう。
具体的に言えば、高い返還率(任意交渉でほぼ100%)、短い手続き期間(任意交渉で1~2か月ほど)で過払い金が戻ってきます。
オリックスの過払い金請求の流れについて解説します。
①過払い金の有無の確認
過払い金請求を行う前に、過払い金が発生しているのかどうかを確認する必要があります。
オリックスに取引履歴の開示を請求すると、過去の借り入れと返済がまとめられた資料が送られてくるので、それを見れば過払い金発生の有無がわかります。
ただし、そもそも取引履歴の見方が複雑であること、オリックスの場合には20年以上前までさかのぼらないと過払い金を発見できないため、この計算の段階から専門知識を持った司法書士や弁護士に相談をしてみたほうが良いでしょう。
②介入通知の送付
オリックスに過払い金があることを確認したら、いよいよ本格的に過払い金の請求手続きが始まります。
司法書士がオリックスに送る受任通知には、過払い金請求の手続きを開始すること、司法書士があなたの代理人として手続きを行うことなどが記載されています。
③任意の直接交渉
受任通知を送ったら、司法書士とオリックスの交渉が始まります。
ここでは、オリックス側の要望と、あなたの代理人である司法書士や弁護士との要望をすり合わせ、最終的な和解条件を決めていきます。
ちなみに、和解条件は「返還率9割~10割、利息なし」というものが一般的です。
④過払い金の入金
オリックスと、過払い金の和解が行われたらあとは入金待ちです。
過払い金の入金を1~2か月待機するかたちとなります。
さて、ここまでオリックスへの過払い金請求について、確認してきましたが、先ほども説明しましたが、「オリックスを利用しているすべての人に過払い金があるわけではない」ということです。
オリックスに過払い金を請求できる条件について確認していきましょう。
①オリックス倶楽部又は1990年前半までにオリックスカードを利用していた方
オリックスに過払い金が発生しているために、まず必ず必要なのが「オリックスが違法金利を設定していた時期に利用していた」という条件です。
オリックスは1990年代に、それまで設定していた29.2%という違法金利を少しずつ改めています。ですから、どんなに遅くとも1990年前半までにはオリックスと取引していないと、過払い金発生の可能性はないと言えます。
②最後の利用から10年以上たっていない方
さきほど確認した①の条件をクリアしていれば、オリックスに過払い金が発生している可能性は十分にあると言えますが、だからといって必ずしもその過払い金を請求できるとは限りません。
なぜなら、過払い金が時効を迎えてしまっていた場合には、その過払い金を請求することができない決まりになっているからです。一般的に、過払い金の時効は最後の取引から10年ですが、いつから数えて10年なのかは、それぞれのケースごとで変わってきます。時効が気になる方は、過去の取引履歴をもって司法書士に相談してみるとよいでしょう。
③注意!オリックス銀行のカードローンでは過払い金は発生しない
オリックスの過払い金請求について、よくある勘違いが「(同グループの)オリックス銀行のカードローンでも過払い金は発生するんでしょ?」というもの。
残念ながら、オリックス銀行は過去に一度も利息制限法を超える金利を設定したことがないため、過払い金発生の可能性はありません。
オリックスへ過払い金請求を行う場合に、注意しなければならないのは「二度とオリックスを利用できなくなる」可能性があるということです。
これは、単にオリックス・クレジットのサービスを利用できないということではなく、たとえばオリックス銀行のカードローンも利用できなくなる可能性があります。
オリックスグループを通じて様々な事業がつながっているためです。
カードローンに限って言えば、オリックスが使えなくなったとしても、ほかのカード会社は利用できますので、オリックスにこだわりさえなければ、特別大きな問題とはならないでしょう。
最終更新日:2022年1月22日
司法書士・行政書士
山口 広樹
横浜市出身。司法書士・行政書士14年目。
かながわ総合法務事務所の代表。
過払い金や債務整理を専門分野として、5000名以上の事案を解決。
・司法書士(神奈川県会2376号)
司法書士会の会員ページへ
・行政書士(神奈川県会4407号)
行政書士会の会員検索ページへ
(平日)9時〜20時(土日)10時~16時
※日曜日は相談予約の受付のみ